ハゲ・薄毛を「魅せる」社長の日記

美薄毛研究家・劣等感マーケターの松本圭司が日々感じたこと、考えたことを不定期に発信中!

旅先での発想法・思考法(私の場合)

もういつ振りかも忘れたが、北海道に旅をした。

道内何か所かに宿泊したが、どこの宿泊先もアジア系、特に韓国、中国からの観光客で埋め尽くされていた。宿泊先でも女中さんも外国人であったりするので、母国での旅にも関わらず、「完全アウェー」の状態って感じでホッとする時間が少なかった感じがした。


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どこもアジア系の人達で占拠されていた北海道だが、特に印象に残ったのが、初めて足を運んだ新千歳空港から約2時間ほど車を西に走らせたところにある「倶知安町(くっちゃんちょう)」だった。
倶知安町を含むニセコ地域はWikipediaにもこのように説明されている:

1990年代半ばに訪れたオーストラリア人がニセコのスキー環境や自然環境に魅せられて移住し、新たに夏場のアクティビティーを考案し紹介するなどの口コミによって2000年代はじめからオーストラリア人観光客が増え始めた。2001年に「アメリカ同時多発テロ事件」が発生し、欧米への航空旅行が不安視される中で飛行時間や時差が比較的少なく、移住してきた人々による受入体制があったニセコ地域が代替地として注目されたことも観光客増加の要因に挙げられる。比羅夫(ひらふ)地区を中心にオーストラリア資本によるマンションやコンドミニアムなどの不動産開発が進み、倶知安町字山田が2006年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位になった。また、アジア地域からも注目されており、中華人民共和国(香港)やマレーシア資本による開発も進んでいる。

サケも遡上するという尻別川でラフティングのガイドをしてくれた出稼ぎのネパール人曰く、アップした写真にもある、1棟4億円はするというコンドミニアム(別荘)がシンガポール人や中国人によって即完売になっているらしく、ここは日本でも稀にみる超バブル期が到来しているとのことだった。実際、公示地価の推移をみる限り、年率で4割ずつ地価はアップしている。金額としては大したことはないが、地価上昇率全国1位は継続中だ。

また、今年(2019年)の10月にG20観光大臣会合がニセコで開催されるとのことで、ガースーこと、菅義偉官房長官が下見に来たそうだ。その際にアウトドアスポーツサービスの企業(NAC:Niseko Adventure Centre)の社長(オーストラリア人)が「電柱の地下化をしたらもっと景観が良くなるのに」と提言したところ、3年はかかると言われる電柱の地下化を半年で終わらせるということで突貫工事が行われていた。

tochidai.info

人が集まれば病気やケガも起きるということだろう、クリニックも出来ていたり、今後ドンドン外資流入してくるのは間違いないだろう。

地元のガイドにも話を聞いたが、正直もうお腹一杯とのことだった。引っ越したくとも手の届く物件はもう無いし、住みやすかったところが住みにくくなったとのことで、食うためには観光業に依存するしかない、でも依存すればするほど住みにくくなるというジレンマに陥っていることを感じた。

このようなことは実際の「現場」に行かない限り感じることはできない。

私はどうしても単純な観光では刺激が少なくて満足できないのかもしれない、なので、その地に生きる人と話したい、聞きたいという癖があるのかもしれない。そのため、「観光=観る」の後にはこんなことを自然としているのかもしれないと振り返ると感じる:

→まず観る

→感じる

→読み取る(なぜそういうことが起きているのが原因・理由を考える)

→読み取った事実から抜き取る(要はどういうことなのかを考える)

→予想する・活かす(で、今後どういうことが起きるのだろう、今後自分に与えることは何だろうということを考える)

観光に行ってまで何かを吸収する、何かを感じることを面倒くさいと思う人も多いだろう。旅先に行って「ああ楽しいな」と、全てを忘れたリセットするだけの旅もあっても良いと思うが、たまには「リセットする」に加えて、プラスアルファのある旅もあっても良いと思うのはひょっとしたら私だけかもしれないが、一応ご紹介まで💦