ハゲ・薄毛を「魅せる」社長の日記

美薄毛研究家・劣等感マーケターの松本圭司が日々感じたこと、考えたことを不定期に発信中!

SOSを出せない『サブスクの奴隷 = Slaves of Subscription』

隠す・増やす系の企業が展開する事業戦略の優れているところは、髪に悩む人達はそのような企業から提供されるモノ・サービスを続けても満足度は得られるものの、根本的な薄毛であることを恥ずかしいと思う「羞恥度」が下がらないどころか、サービスを辞めたくとも、隠していた(あるいは増やしていた)ことを周囲の人達に"バレたくない"感情を利用することにより、仕方なくモノorサービス利用を続けさせ、本人を八方塞がりに追い込める点だ。

つまり、コンプレックス保有者当事者を「生かさず、殺さず」状態に留まらせることが出来るのがこのビジネスモデルの秀逸性とも言える。

一旦、このビジネスモデルにハマってしまう薄毛コンプレックス保有者は、周囲の人たちに隠している・増やしているのをバレないようにするため、漏れなく月単位あるいは年単位でメンテナンス費用を支払い続ける必要がある。これは月額固定でコストを支払わせる『サブスクリプションビジネスモデル』に他ならない。

このように隠す・増やす系のモノやサービスに依存してしまい、SOSを出したくとも出せない薄毛コンプレックス保有者を、表現はやや辛辣ではあるが、SoS(Slaves of Subscription=サプスクリプションの奴隷=サブスクの奴隷)と呼ぶことも出来るだろう。

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この『サブスクの奴隷』から解放される方法は二つだ。元の「薄毛を気にし始めた地点に戻る」か、一気に「薄毛を魅せる」ところまで振り切るか。このいずれかを選べない間は奴隷で居続けるしかない。

髪に悩んだら、闇雲にその場の感情に任せた選択・判断を行うのではなく、その選択が将来、経済的のみならず、感情的にもどのような結果がもたらされるかをプラス面、マイナス面の両面で検討することをおススメしたい。