ハゲ・薄毛を「魅せる」社長の日記

美薄毛研究家・劣等感マーケターの松本圭司が日々感じたこと、考えたことを不定期に発信中!

リアルとリモートの差をどう埋めるか

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のために7都府県に「緊急事態宣言」が出た後に特定の業種・業界に対して「休業要請」が今日から出たが、感染症の専門家によると今後もパンデミック級のものがやってくるらしい。ましてや今回のCOVID-19は序の口とか。

ここ最近の色んなニュースに接している中で感じたのは、今回のパンデミックのダメージを強烈に受けている業界と比較的ダメージを抑制出来ている業界があることだ。

恐らく、リアルからリモートに土俵が移っても強い業界とそうではない、そう出来ない業界の差がありそう。どこかの情報番組ではJRA中央競馬会)の3月の売上高は前年同月比から大きく落ち込んでいないと報道していた。

わざわざ図にするほどでもないが、こういうことだろう。「リアル」と「リモート」の違いで顧客が得られるベネフィットに大きな差が無い業界はそれほどのダメージは受けていないと想像する。逆に「その場に行くからこそ経験価値が生まれる」、観光・キャバクラ辺りは「リモート」に置換することが難しいか、「リアルとリモートの差で発生する『ベネフィット差』を埋める技術・サービス(下記)の活用が重要なのではないかと考えている。

  • 生配信、電話会議(例:Zoom、Skype
  • 動画配信サービス(例:YouTube
  • AR/VR(リアルで体感できる現実をリモートでも)
  • テイクアウト・配送サービス
  • リアルで体感できる5感を補完できる技術

仮にベネフィット差を埋めてくれるであろう、技術・サービスで「差」が埋まらないのであればってことは今は考えないでおこう。

2000年前後だったかと思うが、リアルに加えてネットサービスが「金融サービス(生命保険、証券等)」領域を中心に多数出現した。アラフィフオッサンの浅知恵だと、これまで想像も出来なかった業界(無理だろうと思われていた業界)の「リモート化」が強化されていきそう。

今回の「休業要請」で、リアルだからこそ価値を感じて貰えていたモノ・サービスの脆弱性が露呈していることから、リアルとリモートの両建てで準備し、環境変化に合わせて行き来出来ることが必要な時代かのかもしれない。

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