人類の薄毛との闘いの歴史:古代エジプト
今日は「人類の薄毛との闘いの歴史」について書いてみたいと思います。
人類が薄毛の悩みと戦い続けてきた起源は5,000年前のエジプトにまで遡ると言われています。
エジプトでは、紀元前1550年頃に書かれたとされる世界最古の医学書「エーベルス・パピルス」には、薄毛を治療するための方法として、カバやワニ、雄のネコ、蛇、アイベックスという野生の山羊の脂肪を混ぜ合わせた薬を使うと効果があるとされています。
また、エジプトではカツラを被ったミイラも多く発見されています。「エジプト、ミイラ、カツラ」でググってみて下さい。カツラをかぶったミイラの画像検索が出来るはずです。当時のエジプトでのカツラは、薄毛を隠すというよりも地位や威厳を示す目的の方が大きかったようです。エジプトは暑く湿度も高いため、髪を剃りカツラを被るようにすることで衛生的に保っていたという説もあります。