豊田議員が罵倒した元秘書の「ハゲ具合」についてあえて一石を投じてみたいと思います
昨日から元秘書に吐いた暴言、振るった暴力の数々で話題騒然となっている豊田真由子衆議院議員ですが、現在55歳と言われる男性の元秘書に取った行動が許される余地は120%無いことを前提に、こんな問題提起をしてみたいと思います。
もし、元秘書が清潔感の無い「散らかしていた」ハゲ薄毛男性で"無かった"とするならば、豊田議員は罵倒する際に「このハゲーーー!」という発言をしただろうか?
残念ながら、その元秘書さんの「ハゲ」具合について触れている記事はネット上では一切見つかりませんし、画像なども見当たりません。プライバシー保護の観点から掲載されていないということだと思います。
もし、その元秘書さんが本当に清潔感が無く、しかも不快感さえ普段から醸し出していたハゲ薄毛だったとすれば、豊田議員が仕事のミスに腹を立て、思わず言ってしまったことは考えられます。繰り返しますが、豊田議員の行動は完全にアウトです。
しかし、もし、仮にその元秘書さんがカッコいいハゲ薄毛男性="カルヴォ"だったとすれば、豊田議員は「ハゲ」を盾に「口撃」しなかったのではないだろうかとも思うのです。つまり、元秘書さんも豊田議員からの暴言に対して隙を作ることなく、事前に防御出来た可能性も否定出来ないのではないかと考えます。
少し脱線します。
実は、同じデブでも単にジャンクフードとコーラで肥満になった人も、スポーツ選手で競技の特性上、身体を大きくしないといけない人も「デブ」で一括りにされてしまっているのが現状です。
また、少ない「散らかしている」男性も、きっちり「魅せている」薄毛男性も「ハゲ」で一括りにされていることにも気が付きません。
もちろん、豊田議員の元秘書はどんなルックスのハゲだったのかについては分かりませんし、想像だけで議論を重ねても意味がありません。ひょっとしたらカルヴォだったのにも関わらず口撃されてしまったのかもしれません。
「ハゲ」や「デブ」に限らないと思いますが、同じ言葉であっても、細かいニュアンスを表現出来ていないものが存在するということだと思います。
日本語には雨だと、「霧雨」、「五月雨」、「時雨」など、雪であれば、「粉雪」、「牡丹雪」、「綿雪」など天気、季節に関わる言葉の表現方法は多彩です。対して、外見に関するコンプレックスに関連する言葉の不足感は否めないのではないかと感じます。
だからこそ、ハゲ薄毛を「魅せ」ている状態を「カルヴォ」と定義し、世の中に広く文化として定着させたいと思う次第です。