ハゲ・薄毛を「魅せる」社長の日記

美薄毛研究家・劣等感マーケターの松本圭司が日々感じたこと、考えたことを不定期に発信中!

個人と組織が面白くなくなるメカニズムについて考えてみました②

美薄毛専門家の私がこの「個人と組織が面白くなくなるメカニズム」について考える必然性は全くないのですが、こないだの投稿でも触れましたが、やはり仕事が、日常が「面白くない」という状態が続いているのは健全とは言えないということで、勝手に好きなことを書いています。あくまでも自分の経験上で思っていること、感じていることを書いているだけなので、何の裏付けもとっていないことを予めお断りしておきます。

前回の「個人と組織が面白くなくなるメカニズムについて考えてみました①」の投稿では、日本で一般的な教育を受けたヒトは12~15歳頃、「好き嫌い」「向き不向き」ではなく、「損得」「出来る出来ない」が判断の中心軸になっていくのではないかということを書きました。そして、これが実は人生を面白くないものにしかねない最初の分水嶺になっている疑いがあることについても触れました。

勉強が出来る・出来ないが主たる価値軸として将来の進路の選択行為の幅を利かせながら、学校を卒業するタイミングが見えてきた頃になると、そもそも何の仕事が世の中に存在しているのかよく分からないまま、周囲の空気に流されてとりあえず就職活動=就活ってやつをやってしまいます。少なくとも私はそうでした(笑)。私はたまたま幼少の頃に米国に住んでいたということで、英語が他の同級生より“出来た”ということだけで、人生の選択をしてきたように思います。

今の時代は「インターンシップ」という職業体験みたいなものが出来るようですから、少しは仕事がどんなものかってことは分かるかもしれませんし、場合によっては「これは合わない仕事かもしれない」ってことに気づく機会になるかもしれません。

当たり前ですが、インターンシップやバイトをしているだけでは世の中にどのような仕事があるかについてはよう分かりません。ですが、何の仕事があるのか、何がやりたいのかも分からないまま、流されるがままに就活に突入していると、内定が取れる取れないに関わらず俗にいう「就職人気ランキング」を意識してしまうのは必然の流れでしょう。

 

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で、ここでもマジョリティの学生は可能な限り、人気のある企業、給与など条件の良い企業を目指します。これはそれまでの人生でしていた、可能な限り偏差値の高い学校に行こうとするのと同じ理屈でしょう。この時点で「好き嫌い」「向き不向き」という価値観はすっかりどこへやらって感じでしょう。