ハゲ・薄毛を「魅せる」社長の日記

美薄毛研究家・劣等感マーケターの松本圭司が日々感じたこと、考えたことを不定期に発信中!

女性のハゲ薄毛問題は男性のそれよりも深刻と言い切れるのだろうか?

今朝のYahoo!ニュースを見ていると、こんな記事が目に入ってきました。当然髪問題ですので、どれどれと記事を読むことにしました。

 

news.yahoo.co.jp

 

ご自身が円形脱毛症ということで、社会学観点で髪を失った女性について研究されている吉村さやかさんという方のお話でしたが、これを読んでいるうちにこんな疑問が湧いてきました:

 

一般的に女性が髪を失うことの方が、男性が髪を失うよりもショックが大きいと言われているが本当だろうか?

 

・障害学では、個人の身体的欠損や異常そのものが「障害」なのではなく、個人が社会とつながろうとするときに生じる問題や生きづらさを「障害」と捉えるらしい。ということは、男性も同様な問題や生きづらさを感じるのであれば、男性の薄毛問題も十分な障害と言えるかもしれない

 

記事の中で吉村さん、こんなことを言っています:

 

「障害学の視点を通してみると、脱毛症女性の生きづらさは、髪がないことそのものが原因にはなりません。それは、女性に髪がないことを問題視して、隠したほうがいいと要請してくる社会のなかで生じているんです」

 なるほど。でも新たにこんな疑問が湧いてきました: 

 

・果たして社会は女性に髪が無いことを問題視しているのだろうか?

 

女性のハゲは隠した方が良いと要請しているだろうか?

 

女性が髪が無いことを問題視しているのであれば、男性に髪が無いことを問題視しているからこそ「このハゲ~~!」事件が発生するのであって、これは特段女性に限った話でも無いのではないかと考えます。

私がこの「女性が髪を失うことによる喪失感が、男性が髪を喪失する喪失感よりも大きい」という話を聞く際にいつも思うのが、その裏付けとなるデータが存在するのかどうかという点です。是非そのようなデータがあったら教えて頂きたいです。

株式会社カルヴォが昨年行ったアンケートでは、男性が一定の薄毛レベルに達した際にはハゲは隠すよりも、短髪orスキンヘッドにしたら良いという女性意見がマジョリティを占める結果となりましたが、この逆バージョンのアンケートを実施したらどうなるか非常に興味深いと感じました。

つまり、女性のハゲ薄毛を「魅せる」ことについては世の中はどう思っているのかについても一度アンケートや統計を取ってみたいですね。