体感して少しは分かった気になった「起業家」と「会社員」の違い

基本的にはこのブログでは「ハゲ・薄毛」のことをメインに書いていますが、会社員を20数年やった後に、「起業」っていう未知の世界に足を踏み入れてからもうじき1年を終えようとしているこのタイミングで、最近やたらと会社員時代にお世話になった方々、また旧友達に「ぶっちゃけ、どないなん?」って聞かれることも多いので、まとめてみました(^^)

幸いなのか、不幸なのかは分かりませんが(笑)「起業家」と「大企業の会社員」の両方を体験した人間からすると、この両者は同じ人間なのですが、似て非なるものとしか言いようが無いくらい別物だということが分かってきています。

「起業家」と「会社員」の違いは「槍投げ選手」と「マラソン選手」の違いくらい違うのでは?

同じ陸上競技というスポーツをしているアスリートである「槍投げ選手」と「マラソン選手」では必要なスキル、能力、資質が全く違うのは陸上の素人でも分かると思いますが、起業家と会社員もそれくらい違う(どっちがどっちかは置いといて)というのが例えとしては良いような気がしています。

個人として、あるいは組織構成員としてという立場は別として、利潤を追求する(=世界記録を目指す、オリンピックで金メダルを目指す<陸上選手ならば>)人間という意味では起業家も会社員も同じはずなのですが、瞬発力と持久力が両立しにくいのと同じ位、起業家と会社員の両方の特徴、必要なスキル・能力を兼ね備えるのは実に難しいと感じます。それほどまでに違う、違い過ぎる両者だと感じます。

f:id:calvo_life:20170626175244j:plain f:id:calvo_life:20170626175300j:plain

では何がどう違うのかについてです。

特徴&違い① そもそもやりたくないことをしている起業家は少ない(ようだ)

会社員でもやりたいことをしている方は沢山いらっしゃいますが、やはりやりたくない、あるいはさしてやりたいことでもないことを毎日して過ごしている人は多いというのが自分の経験では理解しています。対して、起業家でやりたくないことをしている人は少ないというのが感覚としてあります。

なので当たり前ですが、夜20時から打ち合わせすることになっても文句を言う人はあまり聞いたことがありません。

残業代を請求するということは極端な話、やりたくないことをして、時間を切り売りしているから出てくる発想なんだろうなと立場が変わったことで分かったことです。

特徴&違い② お金も大事ですが、それ以外の価値観で動いている人が多い(気がします)

当然、自らの志を実現するために、あるいは利潤を追求するために起業している人たちなので、どう収益を上げるかについては会社員よりも深く考えている人達ばかりです。会社員で間接業務にいる人達の中には、どこから給料が払われているかも分かっていない人達は本当に多いです。

それはともかく、お金も大事ですが、起業家というぜい弱な立場にあることを理解しているせいか、それとも、自分が貢献出来ることは何かということを常に考えている人達が多いせいなのか、「誰かと誰かを繋げることで価値が生まれる」というマインドの元、すぐにFacebookメッセンジャーやLINEで関係ありそうな人に繋げてくれる方が多いです。こんなお節介、企業組織ではなかなか起きなかったというのが正直なところです。

特徴&違い③ 行動「量」が違う

これは創業されてから5年以上生存している人達の行動や言葉から分かったことですが、しっかり事業が創れている方々は例外なく、ダメ元も含めて沢山の人達に会って、沢山行動していることは確かなようです。5年間で数千人の人に出会うものの、同じ月に同じ人と飲むことは絶対に有り得ないという起業家もいます。会社員で同じ職場の人と歓送迎会の度に何度も飲む世界とは大違いです。

実際、私も会社員時代の1次繋がりよりも、人の紹介でお会いさせて頂いた2次繋がり、3次繋がりの方々と一緒に仕事をさせて頂くことの方が遥かに多いです。

特徴&違い④ スピードが違う

②でも書きましたが、人を紹介するにしてもすぐに、その場でFacebookメッセンジャーでグループを作って繋いでくれる方が多いです。繋げたい2人が繋がったら、さっさとグループから抜けていく。あとは繋がった2人がお互いに簡単にテキストで自己紹介して、スケジュールを設定。なので、会社員時代の様にOutlookで相手のスケジュールを確認して何日も経ってからミーティングの設定をするとか、そんなプロセスは一切無いです。

起業家にとってはオンもオフもなく、常に同じモード(の様に見えます)なので、休みの日にメッセンジャーでメッセージ送って怒る様な人もいません。

特徴&違い⑤ ご縁がもたらす効果を理解している

起業家は一般的にはリソースが限定されるため、大企業の様にレバレッジ(テコ)を効かせることが出来ません。それ故、人脈が肝と感じます。③にも記しましたが、紹介された誰かが自分にとってすぐには何かをもたらすことはなくとも、紹介された誰かの先にいる人が行き詰った事業を打開するきっかけとなってくれることが本当に多いのを実感します。

まさに『ご縁がご縁を運んできてくれる』状態です。スピリチュアルっぽいので怪しいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、本当にそういうサプライズやミラクルが割と頻繁に起きるのが企業勤めの会社員時代と比べて感じる違いです。

会社員時代は大体、今週、来週に会う人の顔ぶれは予測出来ますが、起業家になってからというものの、今日メッセンジャーで連絡が来て、明日会いましょうということで初対面の人と会うなんてことはザラにあります。

私もこのサプライズ&ミラクルの連続を体感してからは、会社員時代では考えられないくらい、ご縁というものに対して感謝するようになりました。

と言っても起業のカタチは様々

特にここでは、「起業家」と「会社員」のどっちが良い・悪いについて議論するつもりはありません。「槍投げ選手」と「マラソン選手」のどっちが良い・悪いについて議論しても決着がつかないのと同じだからです。

要は、どっちを志向するかというだけの話だと思います。どっちの種目の選手をやっていたにしても互いの種目に移り、またそこで成果を出すのは容易ではないと思います。それと同じように、起業家と会社員もどっち側からどっちに移るにしても成果を出すのは容易ではないというのが現時点で思うことです^^

会社員時代は既に先輩方が短期間 or 長期間かけて築き上げた土台(プラットフォーム)の上で仕事をしている訳です。そんな人が起業する場合、会社員時代の人脈やスキルを活かして起業する場合もあるでしょうし、これまでのキャリアと無関係な領域で「無から有を産む = 0.00を0.01にする」ことを目指すこともあると思います。それぞれの苦労があると思います。なので、上記で書いたことが必ずしも的を得ていない可能性もあると思いますので、その点は予めご了承下さい。

私に至っては、創業してまだ1年も経ってませんし、年末でも無いですが(笑)、私にとってのこの1年の漢字としては迷うことなく「謝」を選びます。

それは何故か?何のリソースも無い自分にとっては何かをして下さった時は「ありがとう」=感謝の言葉を述べるしかなく、またリソースが無いせいでご迷惑をお掛けして申し訳ないと思う時は、恥ずかしいことですが「謝る」=謝罪しか出来なかったからです。

ということで引き続き、頑張りますのでよろしくお願いします!